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●ドナーの選択に関して
●ドナー登録前に行われる検査(抜粋)
ドナーの選択に関して
匿名の卵子提供者(以下ドナー)は番号にて管理されています。正式契約締結後、ドナーの選定を開始します。ご夫婦でご来社頂き、候補者ファイルのなかから希望者をご選択頂きます。その日のうちに決められなければ後日お返事を頂きます。ドナーは各関係機関及び病院における検査を受け合格しなければなりません。
ドナーの情報に付いては、ファイルに記載されている内容(血液型、年齢、身体情報、学歴・職歴、など)に限られます。医学上および心理学上の審査は医師の診断・結果に従い、精神鑑定で不合格になったドナーはリストから外され、その理由を問うことはできません。
与えられた情報以外の情報提供や身元調査、その他の要求には応じかねます事をご了承下さい。
ドナー登録前に行われる検査(抜粋)
1.身体検査:感染症検査、血液検査など
血液検査 |
血液型(ABO型、RH+/-)、血小板、地中海性貧血、クレアチン、全血清/赤血球沈降速度、肝機能検査(SGOT/SGPT)、血糖値 |
感染症検査 |
HIV、クラミジア(抗原、抗体)、梅毒、C型肝炎、B型肝炎(抗原)、淋病、サイトメガロウイルス、単純ヘルペス、ウレアプラズマ、マイコプラズマ |
ホルモン値測定 |
E2、LH、FSH、AMH、甲状腺 |
その他 |
尿検査、経膣超音波検査、膣・子宮頸部粘膜細胞検査 |
2.心理学医師 / カウンセラーの診断:問診とカウンセリング
卵子提供をどこで知ったか、動機、自分の卵子に対する感情、レシピエントへ対する感情、卵子提供により生まれてくる子供への感情、宗教、社会的立場と卵子提供、過去のトラウマ(中絶・家族の死亡・事故など必要とみなされた事項)を乗り越えているか、過去に精神病にかかったことがあるか、他の病歴(飲んでる薬など)、精神的サポートはあるか、自分の家族について(協力的かなど)、卵子提供に関する法的書類などにサインする事の確認、他個人により質問事項が変化します。ドナーからの質問事項も診断に含まれます。 |
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